パート看護師として働くデメリット

看護師としての仕事を続けたいけれど、家族のことを考えると日勤・夜勤といった不規則な勤務シフトがあり、
土日休みでなく残業も多い常勤看護師として働き続けるのはなかなか難しいものです。
土日休み、日勤のみのアルバイトやパートとして看護師の仕事を続けることも可能ですし、
そうした働き方のメリットもとてもたくさんあるのですが、やはりパート・アルバイトならではのデメリットもあります。

まず待遇面での差が挙げられます。
常勤看護師であれば、決まった収入を得られます、非常勤では毎月の時間数が決まらず収入は不安定。
福利厚生の対象にもならないことも多いですし、院内保育所の利用ができないこともあります。
報酬の面でも、常勤看護師であれば昇給や賞与がありますが、パート・アルバイト看護師ではあまり期待できません。

さらに看護師としてのキャリアアップを目指すという点でもパート・アルバイト看護師には限界があると言わざるを得ません。
常勤看護師であれば、スキルアップのための研修など教育面でのサポートも厚いことが多いですが、
こうしたサポートを受ける機会がパート・アルバイト看護師には少ないというのもそのひとつの理由ですし、
立場的にも看護師長、看護部長のような指導的立場にパート・アルバイト看護師がなることはまずないでしょう。
そうした面でのキャリアアップが見込めない分、収入面での大幅な増収を見込むのも難しいと言えます。
受け持つ仕事についても常勤看護師のようにやりがいや、責任のある仕事を任されることも少なく、
パート・アルバイト看護師の仕事はルーチンワークになりがちであるという点もスキルアップを見込みにくいポイントのひとつです。

パート・アルバイト看護師としての働き方は、時間的な自由はありますが、常勤看護師とは違い、やはりデメリットも大きい働き方です。
家族を優先にして働きたい人などにはおすすめですが、これから看護師としてのキャリアをあゆみたいということであればやはり常勤看護師を目指す方がよいでしょう。
常勤看護師として働く傍らで、スキルアップのために単発でアルバイト看護師として働くという人もまれにいます。
看護師が転職したいと思う理由には、ワークライフバランスが取れない、待遇が悪い、スキルアップ・キャリアアップができないというものがほとんどです。「よりよい環境で働きたいから、転職をする」そういった看護師が多いのですね。

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